無料出会い系サイトのその後は
思えば、「昔は良かった!」というのは、
老人の繰言のようですが、出会い系サイトにおいても、
そういう感慨を持つ人は大勢います。なぜなら、2009年の2月までは、
出会い系サイトといえば、誰もが気軽に“無料”で、
素人の一般女性との出会いを愉しめる、
素晴らしいオンラインの社交場でした。もちろん、
そこがパーフェクトなパラダイスだったというわけではなく、
たとえ、無料の出会い系サイトであっても、
男性のメアドを集める業者や、
有料の出会い系サイトへと誘導することを目的としたサクラ(アルバイター)も数多く、
紛れ込んでいました。しかし、そうした連中以外にも、
ごく普通の主婦やOLなどが、匿名による気軽な出会いを求めて、
毎日、入れ替わり、立ち代り、サイトを訪れてくれていたのです。
彼女らは、パートナー募集掲示板に投稿された男性の女性パートナー募集記事に応募したり、あるいは、逆に、自らが男性パートナーを募集する記事を投稿するなど、
積極的に男性との出会いを求めていました。まったくの見ず知らずの男女が、
たまたま、ネットで知り合ったことによって深い関係になったり、
あるいは、はじめからそういう関係になることを前提にした出会いを楽しむことが出来たわけです。これこそ、まさに、「大人の愉しみ」であり、「淫靡な秘め事」でした。しかしながら、今回の出会い系サイト規制法の法律改正により、
出会い系サイトの利用者は、
全員が成人であることの証明として、
自動車免許証の写しなどの身分証明書を提出することが求められるようになったのです。そのため、誰も自分の個人情報を業者に提出してまでは、
遊びたいとは思わなくなってしまい、
そういうことを前提にした男女が気軽に出会う場が永遠に失われてしまったのです。
その結果、現状の「有料サイト」に存在する女性は、
そのほとんどが業者が雇ったサクラとなってしまった訳であり、
その状況は、男性のみならず、一般の素人女性にとっても、
密かな喜びを得る場が奪われてしまったわけです。
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2011年7月12日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリー:法と出会い系
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