法律が変わった後のネットは
この旅の「出会い系サイト規制法」改正の影響で、
個人が趣味で運営していたような俗に言う
「無料の出会い系サイト」は存続の危機を迎えました。
結果、それを受けてインターネットの世界では、
多くの変化が生じているのです。
まずは、出会い系サイトですが、
以前は「有料の出会い系サイト」と「無料の出会い系サイト」と
2種類の出会い系サイトが混在していましたが、
法改正後は「有料の出会い系サイト」
しか運営できない状態になってしまいました。
その理由とは何か?まず何より、
都道府県への公安委員会への届出が必要になったこと。
営利目的の事業者でもない限り、
わざわざ面倒な手続きをしてまで男女の出会いの場を維持しようとする
モチベーションが持てなくなったことです。
それに加えて、「出会い系サイト」を
利用する際に利用者本人が成人であることを示す身分証明が必要になったため、
結局クレジットカード決済が前提となる
「有料サイト」のみが淘汰されて生き残るということになったのです。
一部の「無料サイト」は、公安委員会への届出を無視して
今までどおりサイト運営を継続しているものもあります。
しかし、そのようなサイトも次第に閉鎖を余儀なくされ、
消えていっているのが現状です。また、中には奇妙なサイトも存在しています。
「無料」でありながら、サイトの運営責任者がしっかりと管轄の公安委員会へ
届出を行った上で、サイトの利用者に顔写真や現住所、
個人番号を黒く塗りつぶした形で、
自動車免許証のコピー画像を提出させる年齢認証を行っているサイトも
存在しているのです。
しかし、そのような「無料サイト」にはサクラが存在しませんから、
サイトの運営目的は男子会員のメルアド獲得であったり、
有料の出会い系サイトへの誘導であったりするのです。
また、一部サールク的なノリで運営されていた「無料の出会い系サイト」は、
今回の法改正の対象外となったソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の
体裁をとって、存続している例もあります。
しかし解釈次第ではSNSの掲示板機能は法に抵触するおそれがあるため、
自主的にその設置を控える動きもみられます。

